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職員研修報告

   
平成29年度よりスタート ナビ共育アカデミー
当社は、平成12年10月からボランティア活動の一環として、
「障がいのあるお子さんの活動の場を作りたい!」
の気持ちで始めたボランティア活動が原点で、自主事業を経て、現在の福祉制度に沿った企業として歩んできました。
 
これまでの経験を活かし、「部下は上司の経験に学び、上司は部下の姿勢に学ぶ」
を新たにモットーの一つとして、共に育つ視点から豊かな人間性をはぐくみ、人間力向上を目指した
社内研修プログラムを実施していく事にしました。
 
「ナビ共育アカデミー」は
ナビの職員が
実用的な知識・大切にすべき原理原則的な知識を教えていた場所「アカデメイヤ(アカデミア)」
から名付けました。
 
ナビ共育アカデミーは4つの柱から成り立っています。 
インプット型(実習・集合研修) Web講座
集中的な集合研修により、支援の考え方・実践方法を学びます。あわせて、キャリアアップに必要なノウハウを徹底的に学びます。
 
 
例)・採用時研修     ・正社員時講習
  ・メンタルヘルス研修 ・虐待防止研修 など
社内専用サーバー上に、講習時の動画・音声を保存し、基本を中心に繰り返しの学びで、体質化を図ります。
 
 
 
 
 
外部講師講習 外部セミナーへの参加
会社経営、施設運営、支援スキル等、必要なノウハウをプロ講師を招いて講習を行っていきます。
 
 
 
実績)防犯研修:警察署の方のご協力のもと
   救命講習:消防署の方のご協力のもと
   支援スキル研修:外部機関OT,PT,ST  など
外部の専門機関が主催しているセミナーに参加して、交流を図っていきます。
 
 
 
 
実績)CDS全国 北海道ブロック研修
   旭児連研修会 
   中堅リーダー研修   など
 
 

研修報告

研修報告
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2018.7.3 コンプライアンス研修
例年、この時期になると弁護士の先生をお呼びして「法律知識」について
学ぶためのコンプライアンス研修を実施しています。
業務を遂行する為に必要な法律知識の再確認と新しく施行・改正された法律を
学ぶ為に行われています。
 
まず「個人情報保護法」について
 
2017年5月30日に「改正個人情報保護法」が全面施行されました。
「保有する個人情報の数が5000人以下の事業者」という基準がなくなり、
個人情報を取り扱うすべての事業者が対象となりました。
 
個人情報保護法の基本的な考え方を下記の5項目に表記します。
 
利用方法による制限(利用目的を本人に明示)
適正な取得 (目的明示の上、本人の了解を得て)
正確性の確保(常に正確な個人情報に保つ)
安全性の確保(流出、盗難、紛失を防止)
透明性の確保(本人が閲覧可能、開示可能、訂正可能、同意なき目的外利用は
いつでも本人の申出により利用停止が可能)
 
私達が従事する「社会福祉分野」は、その専門性から個人情報を取得することが
他分野と比較し容易である為、より一層の注意配分と適切な取扱いが必要となる
ことを再認識致しました。
 
では、その取り扱う個人情報の「定義」とは…
生存する個人に関する情報であって、氏名、生年月日、住所などで、
特定の個人を識別できる情報をいいます。
個人情報の中に「個人識別符号」というのをご存じでしょうか?
基本的に以下の①、②どちらかに該当するものを指します。
 
①身体の一部の特徴を電子計算機の為に変換した符号
身体の一部の特徴として、DNAを構成する塩基の配列、顔の骨格、
虹彩、声紋、歩行の態様、手指の静脈、指紋、掌紋
 
②役務の利用や種類において対象者ごとに割り振られる符号
旅券番号、基礎年金番号、免許証番号、住民票コード、マイナンバー、
各種保険証など
 
また「要配慮個人情報」という規定が新設されています。
人種や信条、社会身分、病歴、前科前歴などに対する不当な差別や
偏見が生じないよう特に配慮を要する個人情報の事を言います。
 
先に「社会福祉分野」は個人情報を取得しやすいと記載しましたが、
特に知り得やすい情報として
 
・障害
・健康診断(結果)
・犯罪(加害や被害を含む情報)
 
などが挙げられます。
 
個人情報を電子化で取り扱う事が多い現在、不正を防ぐため法律による規制
以前より厳しくなりました。
それだけ第三者による情報の取得や漏えいが特別な知識を必要としなくても
可能であるという事を再認識し、今後より一層慎重な取り扱いが求められると
実感した研修になりました。
 
2018.5.22 アセスメント研修
本日は相談支援専門員によるアセスメント研修を行いました。
 
アセスメントとは…
情報の収集や分析、それに基づいて解決方法を探究していくことを意味します。
 
まずは「言語」を使用したバーバルコミュニケーションという手法を取り入れて、
より実践に近いシミュレーションで行いました。
3人のグループに分かれて以下のように役割を決めていきます。
 
「聞き手」= デイサービスの相談支援職員役
「話し手」= 子どものデイサービス利用を考えている保護者役
「記録係」= 会話の内容を記録する役
 
次に下記の①~⑥までを意識しながらシミュレーションを行います。
 
事柄への応答
相談者の発言の重要な点を的確にとらえ返答する事ができる。
感情への応答
相談者が表現した感情、表現していない思いを受け取る事ができる。
意味への応答
相談者の発言から意味を、相談者自身の経験を加味しながら理解すること。
要約
相談者の一連の発言を、簡潔にまとめる事ができる。
質問
相談者の発言を正確に理解するため的確な質問を行う。
言語表現
聞き手の発言が、相談者に分かりやすく表現する事ができる。
 
会話の途中、相互理解がズレていないかを互いに確認し合いながら
シミュレーションを行っていきました。
 
次に「言葉以外」の情報をもとに相手の心情を読み取る
ノンバーバルコミュニケーション
 
聞き手は話し手による会話「言葉」以外の状況を読み取り、発信する言葉や
タイミングに注意しながらシミュレーションに追加していきます。
例として、会話の際に相手が「沈黙」している場合などは…
 
①言いたくない
②詰まっている
③考えている
 
など、相手が何を発信したいのかを利き手が読み取らなくてはいけない状況に
なる場合があります。
このときバーバルコミュニケーションで収集した「言葉」の情報と「言葉以外」
の表情や仕草などで収集したノンバーバルコミュニケーションの情報を元に
分析し、解決するべき課題をきちんと把握することが重要となります。
 
・記録
聞き手と記録者は2人に分けて行うのが理想ですが、実際の現場では聞き手が
記録者の役割を兼ねてアセスメント業務をすすめる事が多いと伺いました。
聞く作業に意識を集中するため、本来ならば記録係として「会話を記録する作業」
への集中がどうしても途切れてしまう事が多い。
 
そんなときの「会話のすべてを記録できない場合」の対処法として…
 
「話し手の答えを先に書いておく」
 
あとに記録した「答え」をもとに聞き手の質疑応答の記憶を呼び戻すと、
その答えから聞き手の質問を引き出す事が出来るためです。
 
実際のアセスメント業務は1~3時間ほど。
始めの10分は相談者の緊張を解いたり、話しやすい環境づくりをする為の
時間に充てる事が多いそうです。
 
時間をかけて話し手の心情を聞き手がズレ無く理解する為に、会話以外の
部分も大切に環境作りを設定しながらアセスメント業務を行う必要性が
ある事を改めて感じた研修でした。
 
2018.3.22 ソーシャルセンター研修
今回は居宅介護・訪問支援などを担当するソーシャルセンターによる研修を行いました。
研修内容は下記の3項目に分類されます。
 
・車いすの各部品の名称
・車いす介助時の注意点
・体の本来の動きを利用した介助方法
 
車いすは介護支援などで実際に取り扱う機会が多くありますが、各部品の名称を答えると
なると以外に知らないものが多かったりするんですよね。
使用中に指示を受けて調整したり故障して部品を取り換えなくてはならないときに
 
「あれ?ここの部品なんて言うんだっけ?」
 
ということがないようにきちんと覚えていくことも大切ですね!
 
同様に車いす介助時の注意点もきちんと覚えていくことが大切です。
名称を記憶して各部品がどのように動いてどのような働きをするのかが分かっていると、
介助時の支援や受けた指示の対応もスムーズに行えます。
 
車いすを利用している方がどんなことに不安や恐怖を抱えているかを考え行動することが
大切ですね。
 
立位とは違い、体を固定していても少しの段差で車いすはバランスを崩す事があります。
段差につまずき前のめりになってしまった場合、介助される側は転倒しないよう踏ん張る
より、転倒した時のダメージを最小限にするため受け身に入ってしまう事が多いんです。
車いすを使用する利用者さんに安心して貰えるよう、段差に対して前輪(キャスター)を
少しあて、車いすを安定させた状態で介助者が前輪を上げる時に足で押さえる事が出来る
ティッピングレバーを使用して段差を通過します。
 
座っているために目線が低く周囲の状況を捉えにくいという環境も、介助を受ける側は
恐怖を感じてしまう事があります。
介助者は「 急 」のつく動作を避け、介助行為をする前に必ず声掛けをして相手に安心感を
与える事が必要です。
 
また介助する際に介助者の力だけではうまくいかないことがあります。
介助を受ける側の本人に可能なところは動作して協力して貰う
ボディメカニズム=「体の本来の動きを利用した介助」
を行う事でより安全性の高い支援が可能になります。
 
一例として介助方法を片マヒの方で説明すると…
 
通常は姿勢を保持する事が難しいマヒ側に介助者が付き添って支援を行います。
しかし、車いすやベッドからの移乗や立位姿勢を保持しなければならない時、健常側の筋肉に
うまく力が入らずバランスを崩してマヒ側と逆に倒れてしまう事があるんです。
マヒ側だけを注意するのではなく、危険と感じた時に健常側を倒れないようしっかり保持
出来るよう注意の範囲を広げることも大切です。
 
ちなみに片マヒでも左半身右半身とでその症状が共通していたり違ったりするので、
介助や支援の際に症状を覚えていると適切な対応が出来ますね。
 
片マヒの共通症状としては…
 
半身の運動障害
半身の感覚障害
構音障害( 口や舌がマヒし、発音がうまくできなくなる症状 )
同名半盲( マヒ側の視界が狭くなる症状 )
 
右マヒの症状
 
失語症
「対応」短い言葉で話したり、ジェスチャーを使って会話する。
 
左マヒの症状
 
病態失認(自分の病状が理解できない)
注意障害(集中力が切れたり、注意力が散漫になる)
身体失認(マヒ側が存在しないような感じで行動する)
空間無視
 
「対応」症状により性格が変わったようになることがあり、意思疎通が難しくなるが
    症状の影響だと理解してあげること。
 
同じように見えても症状や特徴が違うので、一人一人の動きに合わせた支援が必要なんだと
改めて感じた研修でした。
 
2017.10.26 こども支援課研修
2017-11-16
今回はこども支援課による、母子通園(親子支援)と保育園についての研修を
行いました。
 
まずは母子通園(親子支援)の利用目的と特徴。
何らかの育てづらさを感じてる母子に対して豊かな母子関係を育み、こどもの
健やかな発達成長の為の支援を行う場所です。
 
・現況の実態を把握して課題設定。
・母子関係の調整役。
・家族ごとの環境が違うため、それぞれの理解を深めながらの支援従事。
 
が、母子通園職員の主な役割です。
 
まず実態を把握するには、こども達の問題行動、コミュニケーション能力や
意思の表出など行動の意味や背景を探る必要があります。
言動を一場面ではなく流れで捉えていきながら、
 
・いつ、どのように起きるのか? → を分析的な視点で確認する。
・表現したい事はなんなのか?  → を意味を探る視点で確認する。
・誰にとって問題なのか?    → を価値を探る視点で確認する。
 
確認を繰り返す事で「どうしてできないのか?」ではなく「どうしたらできる?」
と、相対的に捉える視点を持つ事ができ、取り組む課題の設定を可能とします。
こども達の問題点を実は消失させる必要はなく、問題点を含め個人に合わせた
活動を支援する事で、こどもの「できること」が増えていきます。
 
支援するにあたってはスモールステップ法という手法を取り入れています。
 
最初から目標を高く設定してしまうと、こどもにも支援する側にも負担が
かかってしまいます。
目標を段階的に細分化して、小さな目標を達成させていく。
こどもは「課題に取り組む楽しみ」を体験する。
ご家族は「家庭での子育てに希望が持てる」を体験する。
体験を積み重ねていく事で最終目標に向けて、現況より高い位置での支援が
可能になります。
 
 
続いては保育園の今後と現在の取り組みについて。
 
現在は認可外保育園として開園。
3年間の実績をもとに、2018年4月から4つの事業類型からなる
「地域型保育事業」
 
・小規模保育(利用定員6人以上19人以下)
・家庭的保育(利用定員5人以下)
・居宅訪問型保育
・事業所内保育
(従業員の子どもの他、地域で保育を必要とする子どもにも保育を提供)
 
のうち、小規模保育(利用定員6人以上19人以下)として再スタート
します。
 
また小規模保育事業の認可基準には、
 
・A型 
 職員数:保育所配置基準+1名
 資格 :保育士(保育所と同様保健師または看護師等の特例を設ける)
・B型
 職員数:保育所配置基準+1名
 資格 :1/2以上保育士(保育所と同様保健師または看護師等の特例を設ける)
             (保育士以外には研修実施)
・C型
 職員数:0~2歳児 3:1(受入人数:配置職員)
 資格 :家庭的保育者(市町村長が行う研修を修了した保育士、保育士と
同等以上の知識及び経験を有すると市町村長が認める者)
 
と3タイプあり、このうち小規模保育事業の認可基準「A型」として今回
ナビ保育園は準備を進めています。
 
現在、地域型保育事業の体制づくりやナビらしさを取り入れた保育をするため、
研修や打ち合わせにも積極的に取り組んでいます。
専門性が活かせるため、障がい児支援や医療的ケアが必要な子ども達の支援が
可能。
関係機関や保護者との連携を取り実績を積み重ねた保育を実践。
保育園バスを使用しての自然環境や公園などを有効利用した屋外活動の実施。
 
今後もナビの強さを活かした保育園として成長を続け、来季に向けた新しい
事業への基盤を作れるよう、ナビ職員として意識向上を高められた研修でした。
 
2017.9.12 デイサービス課研修
2017-10-06
今回の研修はワールド・カフェ!
 
カフェといってもケーキを食べたりコーヒーいただきながらのんびりする事では
ありませんが
 
1995年に2人のアメリカ人によって新しく生まれた話し合いの手法です。
 
研修の場においても本物のカフェにいる時のようなリラックスした雰囲気の中で、
話し合いたいテーマについて自由に意見を出し合い、相互理解を深める事を目的
とした環境作りを行うことをワールド・カフェと呼んでいます。
 
相互理解を深めていくにあたって、
 
・自由に意見を言ってもらいたい。
・いつもと違う雰囲気で話し合いたい。
・多くの知恵や考えを集めたい。
・新たな気づきを得たい。
・相互理解を深めたい。
・お互いの関係性を高めたい。
 
という思いや考えを意識しながら研修に参加しました。
 
「自由に」と何度か書きましたが、研修を楽しくおだやかに進行していけるよう
ルールやエチケットはあります。
 
・ここでは結論を無理にまとめる必要はなく、参加者との対話と楽しむこと。
・こちらが話をするばかりでなく、人の話によく耳を傾けること。
・理解が深まり対話も広がるよう、解らない事や理解できない事は質問すること。
・議論の場ではないので多様な意見を否定せず受け入れ、それに触発されること。
・リラックスして話を聞くこと。
・アイデアや思いついた事を書いたり、絵で表現したり対話を記録すること。
 
ルールやエチケットを守り研修を受ける事で、誰かの意見が今まで見えなかった
視点や新しい発見につながっていく可能性があります。
それを踏まえて自由にテーマを考え、そのテーマを探究する事から始めています。
 
ちなみに今回の研修テーマは「おもいやり」
 
各テーブルに1人接客用としてのホスト役を残し、他のメンバーは旅人として他の
テーブルに移動していきます。
ホスト役のメンバーは自分のテーブルでの対話内容について説明し、旅人は自分の
テーブルで出た内容を紹介・探究していきます。
 
そして気づいた事や発見した事を合わせ統合していく。
旅人がもとのテーブルに戻り、旅で得た情報を紹介しあいながら対話を継続。
 
周囲の意見から集合的な視点や発見を収穫して発表し全体シェアとして情報共有をする。
という一連の流れで研修を終えました。
 
たくさんの人に対面し、また対話なり発表なりの重圧からくる「緊張感」
限られた時間内で研修の成果を集約しなければならない「焦燥感」
これらは人の言動を抑制してしまい、見えなかった視点や新しい発見を遅らせて
しまう可能性がある事を研修に参加し、あらためて実感。
 
機能面を優先させた会議室の中だけでは生まれない視点や発見。
カフェにいる時のようなリラックスした環境の中、心をオープンにし自由に会話を
する事でたくさんの情報を共有し活発な話し合いができる事を知りました。
 
テーマに対して急いで解決策を出したり、無理に意見をまとめたりすることよりも
対話を楽しむ事を目的とする。
お互いの理解を深めさまざまな視点、自由な発想やアイデアを生み出す事が出来る
ワールド・カフェ。
 
社内外問わず多く広めていけたらと感じた研修でした。
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